返信への返信

お答え頂きありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20070912/1189634875

ただ、「原理的には労働者全体で正規雇用と非正規雇用と同じように扱えればいいのではないか。」ということと「正規雇用と非正規雇用の待遇が同じであることが保証されないで、残業代なしになるから問題なのではないでしょうか?」は同じことではないでしょうか。同じ意見だというふうに思えます。

おおざっぱですが、

正規雇用:厚生年金/雇用、健康保険有り/終身雇用/賃金高い/労働時間長い
正規雇用国民年金/雇用、健康保険無し/短期雇用/賃金低い/労働時間短い
(年金、保険は法律上どちらも適用されますが、現状の話として)

こんなふうに認識しています。
これを同じように扱うということは

全員:統合年金/雇用保険、健康保険有り/雇用期間不定/賃金平均/労働時間平均

ということになるかと思います。
これが残業代なしだけにしたら

正規雇用:厚生年金/雇用、健康保険有り/終身雇用/賃金低下/労働時間長い
正規雇用国民年金/雇用、健康保険無し/短期雇用/賃金低い/労働時間短い

ということで、賃金が低下するだけと思うのですが
どのように同じだと言われているのか分かりません。
時給に直したら、低い方に賃金が平均化されるから、同じようなものになるという意味でしょうか?

1、ホワイトカラー・エグゼンプションがなぜ提起されたかという点の疑問および了解がなかった。

「なかった」ということは言及しなさいことで。

ウィキペディアレベルの知識で申し訳ないですが、「なぜ提起されたか」という疑問。
これは裁量労働制という似たような制度があるのになぜ提起されたかということにもなると思うのですけど、それは裁量労働制に不備があるからということなのでしょう。
どういう不備かよく分からないですが、ホワエグとの違いを見て、違いはいろいろありますが、

裁量労働制労働組合の了承が必要/残業代は支払われる
ホワエグ:対象労働者の同意を得ること

このあたりかな?と思いました。
裁量労働制は裁量と言いながら残業代は支払われる。
あと、労働組合の了承というのはハードルが高くて導入しにくい。
ゆえにホワエグの提起になったのかな、と思います。

ホワエグの理念である「賃金は時間でなく成果で決められるべき」という考え方は正しいと思います。
が、成果とはどうやって測るものなのか、誰が測るものなのか。
結局、経営者の胸一つで決まるようになるのではないでしょうか?

浅い考えかもしれませんが、この程度でよろしいでしょうか?

2、「finalventさんは職を辞めることに恐怖心はないのでしょうか?」ないといったら嘘があるかなという感じはありますが、基本的にないです。

なるほど、「基本的にないです」と言い切れる方なら、「給料が下がるかも?」ぐらいで大騒ぎしている人たちはよく分からない存在ですね。
理解できました。ありがとうございます。